太良町では、最先端のICT機器(デジタル放送対応液晶テレビ・電子黒板・パソコン等)を利用したわかりやすい授業の実現や校務の効率化を目指し、下記の数値を目標に、平成21年度にICT機器等の整備やグループウェアの構築を行うなど、太良町立小中学校のICT環境整備に努めました。
 
 ○ 学校で利用する全てのテレビのデジタル化
 ○ 校務用コンピュータを教員1人に1台
 ○ 教育用コンピュータを児童生徒3.6人に1台
 ○ 全ての普通教室に校内LANを整備
 
 予算については、国の「学校情報通信技術環境整備事業費補助金」と「地域活性化・経済対策臨時交付金」で、また大浦中学校の電子黒板7台導入については、文部科学省の「電子黒板を活用した教育に関する調査研究委託費」で導入を行いました。
 
 なお、今回のICT環境整備では、各学校の代表者及び教育委員会で構成された『ICT環境整備検討委員会』を設置し、仕様や導入に関する事項について調査研究を行い、事業を実施しました。

※ICTとは?…情報通信技術の英語表記の Information and Communication(s) Technology)の頭文字の3文字でつくられた略語。コンピュータや情報通信ネットワーク(インターネット等)などの情報コミュニケーション技術のこと。
 
 映像を活用した授業の有効性については大きく評価されており、学校現場ではテレビを活用した授業が積極的に行われています。デジタル化移行が現場でも望まれていたため、各小中学校のデジタル放送対応液晶テレビ整備を行いました。
 詳細は下記のとおりです。

学校名 購入機器 台数 購入機器 台数 台数
多良小学校(分校含む) 液晶テレビ32型 17台
大浦小学校 液晶テレビ37型 11台 液晶テレビ50型 1台
多良中学校 液晶テレビ37型 3台 液晶テレビ50型 1台
大浦中学校 液晶テレビ32型 2台 液晶テレビ37型 1台 液晶テレビ50型 2台
総整備台数      38台

 
 ICT機器を駆使した魅力的でわかりやすい授業の実現を目指し、プラズマ電子情報ボードやエリートパナボード等の電子黒板、教育用パソコン、周辺機器、ソフトウェアや校内LAN等のICT機器の一体的な整備を各学校で行いました。

 整備の詳細については下記のとおりです。

主な整備機器 内容 多良小 大浦小 多良中 大浦中 合 計
【パソコン関係】
 PC教室教師用
 PC教室児童用 39 38 77
 教室用 10 28
【電子黒板関係】
 プラズマ電子情報ボード 10
 電子黒板エリートパナボード
【周辺機器関係】
 液晶プロジェクター
 プリンター
  @A3カラーレーザープリンタ
  AA3モノクロレーザープリンタ
  BA3インクジェットプリンタ
  CA4インクジェットプリンタ 12 12
 組み立て式スクリーン(210型)
 デジタルビデオカメラ
 デジタルカメラ 10 10
 高速スキャナ 
 拡大コピー機
【ソフトウェア関係】
 教育総合ソフト
 貌認証システム
【その他】
 パソコン教室用机・椅子(新規購入) 12 12
 テレビ台 13
 
 
 今回各校に導入された電子黒板、教育用パソコンそのたICT機器は、さまざまな学校現場で多種多様な利用がされています。
 学校での利活用の風景の一例を紹介します。
☆学校でのICT機器活用風景

 
 太良町では、平成14年度に総務省の地域イントラネット事業において、学校と役場庁舎間の光ファイバーネットワーク敷設をしており、高速でセキュリティー性の高い情報共有基盤が既に整備されていました。また、太良町では、県下に先駆け平成19年度に全教職員へのパソコンの1人1台設置が実現していました。
 
 しかし、教員の事務負担の軽減と子どもと向き合う時間の確保が全国的な問題になっており、その中で各学校間・各教師間での教育情報の共有化やコミュニケーション強化が求められており、太良町もこれに応える仕組みが必要になっていました。
 
 そこで、平成21年度のICT環境整備事業において、

  @ 学校と教育委員会の連携の強化
  A 学校間の交流促進
  B 教職員と行政との情報共有
  C 教材の相互活用による児童生徒への効果的な教育活動
  D 校務処理等の業務効率化とコスト削減

 を目指し、スクールネットシステムを導入しました。

 スクールネットシステムの導入により、教育委員会−学校間、学校−学校間、学校の内の職員同士の情報交換や、各教科部会での教材の共有化が進められています。
   
 
 太良町立大浦中学校では、平成21年10月に文部科学省指定による「電子黒板を活用した教育に関する調査研究」にて、電子黒板の全教室設置(7台設置)を実施しました。
 県内中学校では唯一の実施校になっています。
 
 大浦中学校は、21世紀の社会をたくましく生き抜く生徒の育成を目指し、『知識基盤社会をたくましく生き抜く生徒の育成 〜教科指導におけるICTの活用を通して〜』を研究テーマに、各教科ごにおいて、ICTを利用した確かな学力向上のための調査研究を行っています。

 1年生から3年生の全7クラス(うち特支1クラス)に1台ずつプラズマ電子情報ボードを設置し、日々調査研究を行っています。
 
 現在では、さまざまな教育の場面で電子黒板やパソコンなどのICTが積極的に活用をされており、子どもたちの生きた学力を育成する場面で活躍しています。

 
 太良町では、
  ・ICTを利用した授業の実施・定着
  ・教員の情報リテラシー向上
  ・ICT活用における教員の負担軽減
  ・ICT支援員活用による教員の学習指導充当時間の増加
 など、各学校においてICT活用を通じた子どもたちの学力向上、教員の指導力向上や校務負担軽減を図るために、町内の各小中学校に1名ずつ計4名のICT支援員を配置しています。
 
 主な活動内容は、授業支援・指導計画作成に関する相談・助言、校内における研修支援(教員研修におけるICT支援)、校務補助(学校HPの更新等)、校内のICT機器の維持管理(簡単な調整、セキュリティー管理等)等の支援となっています。
 ☆ ICT支援員の活用についての詳細は、ココ をクリックすると新しいウィンドウで表示されます

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